椅子の張替えに挑戦するなら

「毎日使用しているアンティークもののダイニングチェアに、ガタツキが出てしまった」そんな場合にあなたならどんな対処をしますか?新しく買い替えるのも一つの方法ですが、自分で修理ができることをご存知でしょうか?
熊本市にあるJohn Bull Antiquesでは、アンティーク家具の販売、メンテナンスだけでなく、椅子張替教室を開催しております。興味のある方は、是非ご参加ください。

椅子の張替え方法

■ 布地を取り外す

チェアの種類によっても取り外し方法は異なります。ダイニングチェアの場合、座面を下から押し上げ、取り外した座面から布地をはぎ取ります。ラウンジチェアの場合、座面を取り外すことができませんので、そのままの状態から布地を取り外します。布を取り付けているステープルや小さな釘を取り除く際は、怪我をしないよう注意しましょう。

■ 椅子を解体する

木槌を使い、椅子を一つ一つパーツ別に解体していきます。微妙な力加減を要する作業は、力任せでできるものではありません。アンティーク椅子の場合、劣化や破損しやすいこともありますので、慎重な作業が求められます。

■ 接着剤を落とす・塗り直す

解体したパーツから、ボンドやニカワなどの接着剤を一つ一つ丁寧に落としていきます。綺麗に接着剤を落としたパーツに、新しいボンドを塗っていきます。その後、椅子全体のバランスを確認しながら、元の形に組み立てていきます。

■ 接着剤を固定

組み立て後、クランプを使用し、ゆがみやガタツキのないように椅子をしっかりと固定していきます。この作業は力加減が難しく、きつく締めすぎてしまうとひび割れなどが生じてしまうので注意が必要です。ベストなポイントに整えることができたら、接着剤が完全に固まるまでそのまま放置します。

■ 安定確認と塗装

接着剤が完全に乾いたところで、椅子のガタツキなどを確認し、必要であれば脚の長さを加工し調整していきます。その後サンドペーパーを使い、椅子全体を磨き、ステインで色の調整をします。

■ 布地の張替え

新しいクッション部分となるチップウレタンを座面部分に取り付け、高さを調整しながら、布地を貼り付けていきます。布地に柄がある場合、バランスを見ながら固定し、タッカーを使いステープルでしっかりと固定していきます。

このようにアンティーク椅子は、修理をすることで何度でも蘇らせるせることができます。張替え時に布地を変えることで一味違った雰囲気を楽しむこともできます。

アンティーク家具の販売や修理を行っているJohn Bull Antiquesでは、工房にて一つ一つ大切な家具の修理、修復やメンテナンスを行っております。また、ご希望の方を対象とした椅子の張替教室も開催しておりますので、是非ご利用ください。